第1回見学会
日 時 2018年11月24日(土)午後1時から3時
場 所 岐阜大学 スマート金型研究センター
(https://www1.gifu-u.ac.jp/~gcadet/)
センター付属工場と関連研究室の見学
内 容
「地域連携スマート金型技術研究センター」見学会の報告
行事委員 渡辺金雄
11月24日(土)に「岐阜大学 地域連携スマート金型技術研究センター」を見学させていただきました。最初に、山下センター長と新川副センター長からセンターの紹介がありました。「データ解析技術研究部門」「加工技術研究部門」「設計技術研究部門」「3D造形技術研究部門」と研究内容の説明があり、電気出身の私にとって初めて聞く言葉が多く、“うーん、これは集中して聴かないと理解できないぞ!”と気合いがはいりました。笑)
そして、「人材育成部門」「地域連携部門」の説明後、スマート金型技術研究センター付属工場へ移動、金属3Dプリンター、5軸制御加工装置をはじめいろいろな機械加工装置、機械系の実験装置(破壊試験機など)、そしてプレス順送金型製作や学生向け試作サンプルなどの研究成果を見せていただきました。現場の実際の様子や先生の説明をお聴きし、以下のように感じました。
・研究内容が、企業や会社との強い連携や協力の上で進められていること(地域連携)
・学生が、実際の企業での業務を実体験でき・習得できること(人材育成)
また、金型研究センターのある大学は、日本で2か所だけとの説明もあり、岐阜大学の機械系研究・教育が高いポテンシャルで実施されていると実感し、とても勉強になりました。
見学は、先生のていねいな説明のおかげで、打ち解けた感じのなか、見学者から多くの質問があり、とても良い雰囲気でした。私も多々質問させていただきましたが、知識のなさを痛感し、帰宅後インターネットで“金属加工”“金属の性質”など調べました。笑)
最後に、E棟の1Fで、全日本学生フォーミュラー大会に参加したレーシングカーを見せていただき見学は終了しました。
中部支部としては初めての見学会でしたが、山下センター長はじめ皆さんのおかげで、とても有意義な時間を過ごすことができました。
見学者:森川英憲さん、臼井憲義さん、大村和弘さん、傍島章さん、水野幹也さん、
渡辺金雄
(付属工場外観)
晴天にイチョウの紅葉が映えていました。
(参加メンバー)
山下センター長(中央)と参加メンバー
(設備の説明)
センター長よりスマート金型設備の説明がありました。
※機密保持のため設備の写真不可
金属3Dプリンターや各種加工
設備を見せていただきました。
(試作サンプルの紹介)
学生向けに設備を使って加工実習を行っています。
(学生向け試作サンプル1)
分かりやすいサンプルで、プレス金型の役割を説明していただきました。
(学生向け試作サンプル2)
しぼり加工の試作サンプル
(研究室)
巨大な破壊試験機を見せていただきました。
※写真不可
(全日本学生フォーミュラー
大会に参加したマシン)
学内に展示してありました。
(説明看板)
岐阜大学は参加92チーム中で43位でした。